◎曽根崎心中

『曽根崎心中』(曾根崎心中、そねざきしんじゅう)とは近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として有名な物語である。 醤油屋の手代・徳兵衛と、遊女のお初は恋し合う仲であった。物語は、徳兵衛とお初が生玉の社で久しぶりに偶然再会したシーンから始まる。徳兵衛は、実の叔父の家で丁稚奉公をしてきた。誠実に働くことから信頼を得、店主の姪と結婚させて店を持たせようという話が出てきた。 徳兵衛はお初がいるからと断ったが、叔父のほうは徳兵衛が知らないうちに徳兵衛の継母相手に結納まで済ませてしまう。固辞する徳兵衛に叔父は怒り、とうとう勘当を言い渡す。その中身は商売などさせない、大阪から出て行け、付け払いで買った服の代金を7日以内に返せというものであった。